学校がつらかった“学校ACE”
- 裕子 小野寺
- 5月21日
- 読了時間: 2分
更新日:6月7日
「学校がつらかった」それは、もしかしたら“学校ACE”かもしれません。
あなたや、あなたの大切な人が「学校がしんどかった」「行きたくなかった」「思い出したくない」そんな風に感じる理由、あります。
実は、学校でも子ども時代の**心の傷=ACE(逆境的小児期体験)**が起こっていることをご存じですか?
※ACEs逆境的小児期体験とは
【学校ACEとは】(8つの体験)
先生からの言葉の暴力
先生からの身体的暴力
先生からの性的な被害
先生による無視や放置
友達が先生に傷つけられるのを見た
転校・退学などの経験
クラスメイトからのいじめ
先輩からのいじめ
実際の調査では…
20〜35歳の4,000人を対象にした研究で、
✔ ACE(家庭内の体験)を持つ人は35.9%
✔ 学校ACEを経験した人は55.1%
つまり、2人に1人以上が学校で傷ついた体験をしているのです。
なぜ大切なの?
学校でのACEは、✅ 引きこもりとの関係があることもわかってきました。家庭が安全でも、「学校」がつらかった人は、社会とのつながりを失いやすくなるのです。
「学校のつらさ」も、声にしていい

「先生が怖かった」「いじめられていた」「見て見ぬふりをされた」
それは、過去のことでも、ちゃんと向き合って癒せること。あなたの心の痛みには意味があります。無理に前向きにならなくても大丈夫。少しずつ、一緒に「傷ついた体験」を言葉にしていきませんか?
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【参考文献】
学校ACE®~学校での傷つき体験が引きこもりのリスクを高める~
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