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ADHD治療アプリ「エンデバーライド」が登場しました

更新日:6月9日

アプリでゲーム
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2026年6月、国内初となるADHD(注意欠陥・多動性障害)の治療用アプリ「エンデバーライド」が発売されました。

これまでADHDの治療というと、薬物療法や環境調整、心理社会的支援が中心でしたが、新たな選択肢としてデジタル治療(DTx)が加わることになります。


エンデバーライドとは?


エンデバーライドは、スマートフォンやタブレットを使用する治療用アプリです。

ゲームのような画面で、

・乗り物を操作する・障害物を避ける・キャラクターを捕まえる

といった複数の課題を同時に行います。

このトレーニングを通して、注意や集中、行動のコントロールに関わる脳の働きを活性化させ、不注意症状の改善を目指します。


利用できる人


対象は 6歳以上18歳未満のADHDの診断を受けた方です。

利用するためには 医師の診断と処方が必要 で、自分でアプリストアから自由にダウンロードして使用することはできません。

また、1日約25分、6週間継続して利用することが推奨されています。


保険適用について


エンデバーライドは公的医療保険の対象となっています。

公定価格は14,500円で、通常の3割負担の場合は自己負担額は約4,350円となります。

詳しくは主治医や自治体へ確認することをおすすめします。


ADHDが「治る」アプリではありません


このニュースを見て、

「ゲームをするだけでADHDが治るの?」

と思われる方もいるかもしれません。

しかし、エンデバーライドはADHDそのものを治すものではありません。

臨床試験では、不注意症状の改善がみられていますが、すべての症状がなくなるわけではなく、効果には個人差があります。


選択肢が増えたことに意味がある


私が注目しているのは、「治療や支援の選択肢が増えた」という点です。

ADHDの特性や困りごとは一人ひとり異なります。

薬が合う人もいれば、環境調整やカウンセリングが役立つ人もいます。

その中で、デジタル技術を活用した新しい支援が加わることは、多くの子どもや家族にとって新たな可能性になるかもしれません。


おわりに


ADHDの支援で大切なのは、「どの治療が一番優れているか」ではなく、「その人に何が合うか」を考えることです。

エンデバーライドも数ある選択肢のひとつです。


気になる方は、主治医や専門機関に相談してみてください。


発達特性による困りごとは、本人の努力不足ではなく、脳の特性と環境とのミスマッチによって生じることがあります。支援の選択肢が広がることは、本人や家族にとって大きな助けになるかもしれません。




こんな方はご相談ください

  • ADHDと診断されたけれど納得できない

  • ADHDとトラウマの違いを知りたい

  • 薬だけでなく心理的な支援も受けたい

  • 子どもの特性への関わり方に悩んでいる


発達特性・トラウマ専門

ハピネス発達心理相談室


参考文献

(2026/06/05参照)


 
 
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