

トラウマとは
心や身体に残るつらい体験の影響
「もう終わったことなのに、なぜか今もしんどい」
過去の出来事について、
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昔のことなのに、今でも思い出すとつらくなる
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何気ない言葉や態度に強く反応してしまう
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なぜかいつも緊張していて、安心できない
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人を信じたいのに、どこかで警戒してしまう
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自分を責める気持ちが続いている
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人間関係で同じようなつらさを繰り返している
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理由がよく分からないのに、身体がしんどくなる
このようなことがある場合、過去の体験による影響が現在の生活に残っているのかもしれません。
トラウマとは?
トラウマとは、事故や災害、虐待、性被害、いじめなどの強い出来事だけでなく、その人にとって大きな負担となった体験によって、心や身体に残る影響を指します。
同じ出来事を経験しても、すべての人がトラウマになるわけではありません。
また、「それほど大きな出来事ではなかった」と周囲から見える体験でも、その人にとっては深い傷つきとして残ることがあります。
特に、同じような傷つきが繰り返されたり、逃げることができない状況が長く続いたりすると、その影響が長く残ることもあります。
「こんなことでつらいと思うのはおかしいのでは?」
と、自分の体験を小さく考える必要はありません。

トラウマによって、どんな変化が起こる?
トラウマの影響は、気持ちだけに現れるとは限りません。
心・身体・行動・人間関係など、さまざまなところに影響することがあります。
思い出してしまう・身体が反応する
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急に嫌な記憶がよみがえる
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フラッシュバックが起こる
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悪夢を見る
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その出来事を思い出させる場所や人を避ける
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似たような状況になると強い不安や緊張が出る
いつも緊張している
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小さな音や人の動きに敏感になる
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びくっとしやすい
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イライラしやすい
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落ち着かない
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眠りにくい、夜中に目が覚める
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身体に力が入りやすい
気持ちが動かなくなる
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楽しいことを楽しめない
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何をしても気持ちが動かない
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人との関わりを避けるようになる
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感情が分からなくなる
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何もしたくなくなる
自分や人との関係に影響する
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「自分が悪い」と考えてしまう
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自分には価値がないと感じる
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人を信じることが難しい
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人との距離感が分からない
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相手の顔色を過度に気にしてしまう
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人間関係で同じようなパターンを繰り返してしまう
トラウマの影響は、人によって現れ方が異なります。
「典型的な症状がないから、トラウマではない」わけではありません。
トラウマは、時間が経てば必ず消えるとは限りません
つらい出来事があった直後には何ともなかったのに、何年も経ってから苦しくなることもあります。
生活環境が変わったり、似たような出来事を経験したり、安心できる状況になったことで、これまで抑えていた感情が出てくることもあります。
また、子どもの頃には「それが普通」だと思っていた家庭環境や人間関係が、大人になってから振り返ると、自分に大きな影響を与えていたことに気づく場合もあります。
「昔のことだから、もう気にしなくていい」
と無理に片づけなくても大丈夫です。
発達特性とトラウマ
発達特性のある方は、コミュニケーションの難しさや感覚の過敏さ、周囲との違いなどが理解されにくく、繰り返し傷つく経験をすることがあります。
例えば、
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「どうして普通にできないの?」と言われ続けた
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失敗や叱責を繰り返し経験した
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学校や職場で孤立した
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いじめや仲間外れを経験した
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自分だけ周囲と違うと感じていた
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人との関わり方が分からず、何度も失敗した
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家庭の中でも安心できる場所がなかった
このような経験が積み重なることで、
「自分はダメな人間だ」
「人は信用できない」
「また失敗するに違いない」
といった考え方や、人との関わり方に影響することがあります。
現在の生きづらさには、発達特性だけでなく、これまでの経験による影響が重なっていることもあります。
当相談室では、発達特性とトラウマの両方の視点から、現在の困りごとを整理していきます。
「これってトラウマなのかな?」
トラウマという言葉を使うほどの出来事だったのか分からない。
自分よりもっと大変な経験をした人がいる。
昔のことだから、相談していいのか分からない。
そんなふうに感じている方もいらっしゃいます。
トラウマかどうかを自分で判断する必要はありません。
今、何に困っているのか。
どんな場面で苦しくなるのか。
それが生活にどのような影響を与えているのか。
まずは、そこから一緒に整理していくことができます。
どのようなご相談ができますか?
当相談室では、さまざまな過去の体験による心身のつらさについてご相談いただけます。
例えば
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事故・災害などの体験
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大切な人との死別・喪失
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いじめ・仲間外れ
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虐待
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性被害
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パワハラ・モラハラ
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家族関係による傷つき
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幼少期からのつらい体験
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愛着に関する悩み
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発達特性によって繰り返し傷ついた経験
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原因ははっきりしないけれど、長く生きづらさを感じている
誰にも話せなかったことも、話せる範囲からご相談いただけます。
トラウマからの回復には「安心」が大切です
トラウマへのカウンセリングでは、いきなり過去のつらい出来事を詳しく話していただくとは限りません。
まずは現在の生活や心身の状態を確認し、安心して過ごせる方法や、つらい感情に対処する方法を一緒に考えていきます。
そのうえで、必要に応じて過去の記憶に取り組んでいきます。
無理に思い出したり、無理に話したりすることではなく、「今の自分に必要なこと」を大切にしながら進めていきます。

トラウマへの心理療法
トラウマへの心理療法には、さまざまな方法があります。
当相談室では、EMDRを中心に、現在の状態やご希望に応じて心理療法を検討します。
EMDR
過去のつらい記憶に取り組みながら、眼球運動などの左右交互の刺激を用いて記憶の再処理を行う心理療法です。
フラッシュテクニック
つらい記憶への負担をできるだけ抑えながら取り組む方法の一つです。
TSプロトコル
EMDRを補助する方法として、トラウマによる身体的・感情的な反応に取り組みます。
そのほか、現在の困りごとや状態に応じて、さまざまな方法を検討します。
どの心理療法を行うかは、状態を確認したうえで一緒に考えていきます。
カウンセリングでは、どのように進めますか?
01 現在の状態を整理します
現在困っていることや、これまでの経過についてお話をうかがいます。
すべてのトラウマ体験を詳しく話していただく必要はありません。
02 安心して取り組むための準備をします
必要に応じて、グラウンディングや呼吸、リラクセーション、安全な場所のイメージなど、気持ちを落ち着ける方法を一緒に練習します。
03 必要に応じて、過去の記憶に取り組みます
状態が整ってきたら、EMDRなどの心理療法を用いて、過去のつらい体験に取り組んでいきます。
04 現在の生活へつなげていきます
過去の記憶だけではなく、現在の人間関係や生活の中で困っていること、これからどう過ごしていきたいかについても一緒に考えます。

オンラインでもご相談いただけます
遠方にお住まいの方や、外出して相談室へ通うことが難しい方には、オンラインカウンセリングにも対応しています。
「人に会うこと自体が緊張する」という方は、最初はオンライン、慣れてきたら対面に変更することもできます。
オンラインでの心理療法が適しているかどうかについては、現在の状態を確認したうえでご相談します。
トラウマについて相談してみようと思ったら
過去の出来事を無理に掘り返す必要はありません。
「これがトラウマなのか分からない」
「カウンセリングを受けたほうがいいのか迷っている」
「EMDRに興味があるけれど、自分にできるか不安」
という段階でも大丈夫です。
まずは現在困っていることからお聞かせください。
あなたのペースで、今できることから一緒に考えていきます。
トラウマ・発達特性についてのカウンセリング50分・80分のカウンセリングからお選びいただけます。
EMDRなどのトラウマの心理療法をご希望の場合も、初回は50分からご相談いただけます。
トラウマ・発達特性についてのカウンセリングをご希望の方は下記からご予約ください。
このホームページは公認心理師が、WHO・DSM-5-TR・ICD-11等の資料を参考に作成しています。
